帰国子女中学受験の奮闘記

〜2025帰国子女中学受験備忘録〜

KAAT1(帰国子女アカデミーの英語テスト)

ほどなくして帰国子女アカデミー(KA)から、KAAT1の結果公開日の案内がありました。

そういえばKAATテスト受けたね、と思い出しました。

約3週間程でしょうか、採点にはそれなりに時間がかかったように思います。

 

そして結果公開の日。

 

KAATがどういうものか分かっていなかったし、どういう風に結果が出されるか分からなかったので私自身そんなにドキドキしていませんでした。むしろ、やっと結果が出たんだなという感覚です。

娘も特に気にしている様子はなく、構えている感じはなかったです。

 

メールで公開告知があったのでそれに気づいた私は先にパソコンで見たのですが、

 

え。。

 

全体の正答率と受験者全体の順位、女子内での順位、各セクションの正答率、そして学校別に割り出された合格判定が公開されていました。

 

つまりKAATて「英語の模試」ということ!?

 

一気に状況が把握できた私は目が覚めたような思いでした。

 

あまりにたくさんの情報が書かれていて租借するのに時間がかかります。それぞれの数字と項目を照らし合わせては説明を読み、どういうことかと理解します。

 

受験者は650名。その中で娘はかなりの上位に位置していました。

 

どういうこと。。

 

KAは9割が帰国子女、残り1割がハーフや外国籍の生徒、と体験説明会で聞いたのでほぼ帰国子女内でのテスト結果と言っていいでしょう。

帰国子女と一言で言っても人によってバックグラウンドがかなり違います。英語圏か非英語圏に住んでいたかで英語の習得にも差がありますし、同じ学年でも滞在年数で大きな差が出ます。さらに、性格が積極的が消極的かで現地の生活に馴染むのが早いか遅いかで語学の習得には差が出やすいです。また、いつ頃帰国したかでも英語維持や現状に差が生じます。

我が家は非英語圏3年間の滞在で決して長いとは言えないし、非英語圏なのである意味ディスアドバンテージがあったようなもの。それに帰国して1年半は経っていました。

 

なのにこの数字。。何故??

正直結果に驚きました。

英検1級の結果を待っている心の落ち着かなさがどこかにいってしまいました。

 

娘にKAATを受けた時の様子を聞いたのですが、やはり本人もそんなに気合を入れていたわけではなかったようで、例えばListeingは5分くらいの長いパッセージが流れるのですがそんなに長いとは知らなかったのでメモするのを忘れてしまい全て記憶に頼ってたそうです。でもそれなりに正解していてよかったと、対策を練って受けていた分けではなかったのが分かります。まぐれで当たったということ⁇

 

細かい数値に誤差などは生じるでしょうけれど、これで娘の帰国子女内でのある程度の立ち位置を把握することができました。あくまでも現時点の立ち位置であり、今後帰国者の増減で変化はあるでしょう。

今までの読書習慣はあながち無駄ではなかったんじゃないかなと思いました。

 

KAAT総評の説明会が1週間後にあるようなのでじっくり説明を聞こうと思います。こんなとき、同学年の帰国子女仲間がいればいいんだけどなと思いました。