受験とは関係ないですが、今日は思ったことを書いてみたいと思います。
3月18日に仙台市の国道でマンホールから下水があふれ出たというニュースがありました。原因は繊維質の物体が下水道管に詰まったことによるもで、仙台市は水に溶けにくいものや油などを下水に流さないよう呼びかけたそうです。このニュースを見た私はふと赴任先でのことを思い出しました。
私が揚げ油の処理をしていた時、フィリピン人のメイドさんにこの物体は何か聞かれたので、廃油処理剤を使って油を固めたものだと伝えたところ、とても驚かれました。
というのも、油を排水溝に流さずに済む手軽さがとてもいいと言うのです。
揚げ油を排水溝に流す発想が全くなかったので逆に私がびっくりしましたが🫨
こういった凝固剤はないのかと聞いたのですが、見たことも聞いたこともないと言います。どうやら詰まって大変のようです。
そこで揚げ物をするインド人の友人に揚げ油の処理方法を聞いてみることにしました。インドでも滞在地でも同じく排水溝に捨てているとのこと。詰まることはないか聞いたのですがメイドがしているから分からないらしく、引き起こされる惨事に困っている様子はありませんでした。
他の国でもどうなのかと調べたところ、どうやら油を排水溝に流すのが普通の感覚のようです(国によっては廃油油を回収しているところもあるようですが)。
環境にも非常によくないと思うので、日本で使われている廃油処理剤は世界に広まるべきなんじゃないかなと頭の片隅で気になっていたのですが、このニュースを見てその時のことが思い出された私でした。
早く正しい油処理方法が世界で広まってほしいなと思います。
また、日本に住む外国人で油処理方法を知らない人がいたら是非知ってほしい方法だと思いました。