帰国子女中学受験には殆どの学校で面接が行われます。
これ、正直に言って嫌ですよね。
娘はとても嫌がっていました。
そりゃ、嫌ですよね。
親の私だって嫌ですから。
試験の点数だけで判断されるのは嫌だな、て思う反面、面接で人間性を判断されるのも嫌だなぁとも思いますし…
でも、何とか対処しないといけないので頑張るしかありません😤
そこでとりあえず色々と情報収集しました。今の時代便利なもので、面接対策準備やどういった質問がよく聞かれるのか等、ネットで検索すると出てくるので助かりますね。おかげで前もって色々と考えられるので早めに準備するに越したことありません。そうすれば子供の当日の緊張感も和らげられるのでベターです。
面接対策の一環としてKAのInterview講座は夏と冬の両方受講しました。
受けたことで面接が極端に良くなるか、とは断言できませんが、、でも受講しないよりは受けた方がいいのかな(?)と思って受けてみました。
でも、面接対策は自宅での準備や練習が一番効果を発揮するような気がします。
個別面接では特にそうです。グループ面接は話は別ですが。
面接対策講座は最後の仕上げに利用するイメージでよさそうでした。
我が家の最低の準備として、一般的に言われるよく聞かれる質問5点はしっかりと用意しました。
【面接でよく聞かれる質問5選】
・志望理由
・自己紹介
・好きな本について
・入学したらやりたいこと(志望理由とちょっと似ていますね)
・将来の夢
では、実際に面接で上記のことは聞かれたでしょうか?
実は以外にも、思ったほどこの5選全て聞かれませんでした。
一方で、その中から全ての学校で必ず聞かれた質問が1つありました。
【全ての学校の面接で必ず聞かれた質問】
・自己紹介
この質問は必ず聞かれると思ってしっかりと準備しておくといいと思います。学校のレベルに関係なく恐らくほぼ全ての学校が聞いてくると思って間違いありません。
面接官と30秒程の雑談の後、「自己紹介をお願いします」といった具合に始まります。なので最初に聞かれる質問だろうと思って自分をしっかりとアピールするのがベストです(ここまでくるとなんだかもう、就職の面接みたいなこと聞いてくるなて思いますね😅)。
では反対に、面接で一回も聞かれなかった質問としては意外にも「志望理由」でした。
学校別にしっかりと用意したのですが1回も聞かれなかったので総スカンみたいな印象でしたが、学校としては聞きたいことはここではないんだなと思い、本人の人間像を把握したいがための面接だったように思います。
とはいえ、聞かれないかもしれませんが「志望理由」は本人の動機付けにもなるので用意しておくべきだとは思います。
そのほか、、
【用意しておくとよい質問】
・最近気になるニュース
・滞在国について
娘は時事問題についての質問はされませんでしたが、どうやら他の子が聞かれていたのを当日面接を終えた子から小耳に挟んだらしいので、用意しておいて損はないと思います。不意打ちのように聞かれて答えられないと折角の面接が台無しになってしまいます。気になっているニュース、そしてそれについての自分の意見は少なくとも1つは用意しておくといいと思います。
滞在国については非英語圏の人は聞かれやすい質問だと思いました。しかも日本人の少ないマイナーな国に住んでいた場合は余計聞かれやすいと思って間違いありません。実際娘は1校を除き全ての学校で聞かれました。非英語圏滞在の我が家のような家庭にはかなり高い確率で聞かれるんじゃないのかなと思います。
因みに、アメリカやイギリスに住んでいた子は人数が多いので聞かれにくい質問なんじゃないでしょうか。なぜなら、大抵みんな同じことを言うので面接官も聞いていて飽きてきます。逆に「現地で苦労したこと、印象に残っていることは?」などのような質問で聞いてくるのんじゃないのかな、と思いました。
面接ですがされど面接、学校によって面接の比重の置き方が違うようなので、説明会や塾などで相談して情報を収集するといいです。面接は参考程度の学校もあれば、非常に重点を置いてくるところもあるので準備の度合いが変わってきますよね。志望校を選定したらその度合いにおいて準備しておくとよさそうです。
個人的な経験談ですが、英語試験免除の学校は面接に高い比重を置いているように思いました。試験を受けない分英語力の判定は完全に対面の面接のみになります。実際に話をしてよく見て判断してくるはずです。
因みに、面接は受けた分だけ精度が上がるので本命の前に数校気になる学校があれば練習目的で受けるのもアリです。子供の場合を例にとれば、受ければ受けるだけ面接の精度は向上していたので本命では一番良い受け応えでできていました。なのでこればっかりは場数かな、て思いました。