帰国子女中学受験の奮闘記

〜2025帰国子女中学受験備忘録〜

帰国子女英語面接の服装

初めての試験会場に行ったときのこと。

 

何気なく試験が終わって出てきた受験生の子供を眺めていて私は初めて気づきました。

 

男の子も女の子も正装姿で試験を受けに来ていました。

男の子はジャケットにパンツとスーツのような服装、女の子はブレザーにスカート、そして紺色系統の服装、いわゆるお受験スタイルです。

 

これを見た時私は「しまった!」という感覚に陥りました。

 

受験勉強をしているとつい試験ばかりに意識がいきがちだったので、面接時の服装に気を配るのをすっかり忘れていたのです。

帰国生の受験生を持つ親としては恥ずかしいのですが、試験会場でそんな事実に気づいていしまいました。

 

気づいた頃には時すでに遅かりしで、2回目の試験日も間隔が短かったので仕方なく私服で出かけました。

そこでも同じようにみんなきちんと正装しています。

私服姿で並んでいる娘の姿を見たら確かに違和感がありました。正装姿でないとなんだか真剣さがないようにさえ見えてしまいます。

 

2回の試験が終わってから、早速面接用の服装をあつらえました。

それ以降の試験は1校を除いて全て正装で受けたのですが、確かにその方が受験しにきた生徒として相応しく見えたので、今まで私服で受けていたのが恥ずかしく思えるくらいでした。

 

子供に恥をかかせてしまって悪かったなと反省した私です。

 

因みに靴は運動靴やスニーカーの子が多かったので靴は普段から履いているものを使いました。

 

学校も試験準備をきちんとしてきてくれているのでこちらもきちんとした態度で向かうのが相応の姿勢の表し方だなといい学びになった瞬間です。

子供も面接を待っている間、自分だけ私服で来ていることに気が付いたそうで本当に親として『ごめんね』の一言に尽きます・・

 

学校によっては説明会の時に「当日は普段着で来てください」と言うところがあるのでその場合は言われた通り普段着で受験しました。周りも100%普段着で来ていたので問題ありませんでした。

 

ところで私服で受けたことで合否に関係したのか気になるところですが、実際は服装のことは影響せずに合格を頂けたので私服で受けると悪い結果を招くことはないと立証されましたのですが、とはいえやはり面接を受けるからには正装で受けるのが一番だと思いました。