帰国子女中学受験の奮闘記

〜2025帰国子女中学受験備忘録〜

試験までに本当に間に合うの??

KAのTerm1とTerm2にあったTest Masteryの延長線上にある志望校別対策講座(School Focused Weekly Test Practice)ではShibusクラスを選びました。Shibusとなっているので渋幕と渋渋の対策が隔週で行われていました。

受講者はいっぱいいるのかなと思ったのですが案外少なくて、子供が通っていた校舎では本人を入れて5人しかいませんでした。

 

受験期のKAの特徴はエッセイ力の指導に力を入れていることで、これは6年生の2月からみっちりと指導を受けてきました。なので、Persuassive Essay形式のエッセイであればそれなりに力は身についてきていると思っていました。が、渋谷系を受ける上で不安だったのが詩を読んでエッセイを書くタイプのエッセイです。こういったケースのエッセイ指導は受けていなかったので早く取り組まなくていいのかなと内心心配していました。

 

「詩を読んでエッセイを書く」ことに本格的に取り組めたのがこのSchool Focused Weekly Test Practiceのコースが始まってからのこと。コース開講が10月だったので本番まであと4か月しかありませんでした。渋幕は渋渋とちょっと違うスタイルで詩を読んで書くエッセイ形式は出題しません。つまり、詩についてとりかかれるのは月に2回の計算で、本番まで8回分しか授業で実践する機会がありませんでした。

 

こんなので本当に間に合うものなの??

 

と正直疑問があったし、もっと早い段階から授業中で詩に深く取り組んで欲しいと思ったものです。

 

数回授業を受けた後に子供に様子を聞いたのですが、やはりpoemが一番難しいと言っていました。

 

やっぱり、、とこちらも逆に不安になります。

 

私も読んでみると正直情報が少なすぎて分かりづらい・・・

これでエッセイを書くなんて難解だなぁと思います。

 

詩はたまに難解な単語を使ってくる場合もあるし、全体的に情報が少ない。そして言葉の裏をかいてくる読解の仕方もあるし、作品の書かれた社会的背景を読み解くこともあるのでそれなりに慣れとテクニックが必要です。

こういった知識等を基にしてエッセイを短時間で書き上げなければいけないのですからもっと早い段階から準備できたらいいのに、、これで本当に大丈夫なんだろうか??と不安になっていました。

 

が、結論から言ってしまうと案外『間に合う』ものでした。

 

最初は「難しい」と思っているのは実は周りも一緒で、同じように苦戦します。

自分の子供だけではありませんでした。

本番前まで同じように苦戦している状況の子がクラスにいて安心したと言っていました(苦笑)

 

そしてそんな状況ですが、試験前の1月頃には自信をもってきっちりとエッセイを仕上げることができるようになっていました!

まさにギリギリ。

 

不安に思っていて一緒に悩んだものですが振り返ると安心してよかったと

そして皆も同じように感じて同じように成長していることが分かりました。

 

必ず乗り越えることができるものです。

そして、これはKAの先生から指導を仰ぐのが一番いいと思いました。