今年で子供二人の帰国子女中学受験が終了しました。
やれやれ、という心境です。二人をサポートしてきた自分自身にお疲れ様と言いたいと同時に、二人の努力と頑張りにも大いに労いたいと思います。
親子で頑張ったね、と数年後に振り返ってみたい人生の一シーンになりました(笑)
さて、ちょっと気になる今年改定されたTOEFLiBT改定について書いてみたいと思います。
帰国子女入試で広尾学園を目指しているご家庭にとって、TOEFL iBTの改定によって今後の英語試験免除基準がどうなるのかは気になるポイントではないでしょうか。
今年発表される募集要項に注目している方も多いと思います。
現時点では学校から正式な発表はありませんが、個人的には英語試験免除の基準は引き上げられる可能性があるのではないかと考えています。
その理由の一つは、近年、TOEFLスコアによる免除対象者が増加していることです。
実際に学校や塾主催の説明会などで話を聞いていると、毎年免除者が増えている状況のようでした。その結果、英語で差がつきにくくなっていた側面もあったのではないかと思います。
また、2024年頃からは算数の難度が上がった印象を受けました。もちろん理由は公表されていませんが、英語以外の科目も含めて総合的に選抜しようという意図があったのではないか、と感じています。
さらに、広尾学園の英語教育では、入学後にPoemの読解やエッセイライティングに取り組みます。
以前、学校関係者のお話の中で、できれば入学時点でそうした学習に触れていてほしいという考えがあることを耳にしたことがあります。
学校側としては、単に英語資格を持っているだけでなく、実際に英文を読み、自分の考えを文章で表現する力も大切にしているのではないか、と感じました。
こうした背景を考えると、TOEFL iBT改定を機に英語試験免除の基準を見直す可能性は十分あるのではないでしょうか。
もちろん、これはあくまで私個人の予想です。
最終的には今年の募集要項を待つしかありませんが、広尾学園を第一志望としているご家庭は、免除基準が変更される可能性も視野に入れながら準備を進めておくと安心かもしれません。
実際に入学するとPoemの読解に取り組む機会があります。これは広尾だけに限らず、多くの学校でもPoem読解、ライティングが絡んできます。受験前からこうした文章に触れておくことは、入学後の学習にもプラスに働くはずです。
二番目の娘の場合、試験直前に免除資格を取得することができました。しかし、それまでは英語の試験対策としてPoem読解やライティングに取り組んでいました。
試験免除できれば時間の節約にもなるので免除ができればどんなに楽かなと思ったものです。また、本人にとっても決して楽な勉強ではなかったと思います。けれども結果としてあの時間は無駄ではなかったかな、と思いました。入学後を見据えた準備になりましたし、実際に身についたものも多かったように思います。
その経験から感じるのは、たとえ試験免除制度を利用する可能性があったとしても、受験予定の学校の英語入試で求められる内容にはしっかり向き合っておいて損はないということでした。
入試対策としてだけではなく、入学後の学びへの準備として考えると、その価値はさらに大きいのではないでしょうか。
TOEFL iBT改定によって免除基準がどう変わるのかはまだ分かりません。しかし、どのような制度になったとしても、学校が求めている英語力そのものは大きく変わらないはずです。
募集要項の発表を待ちながらも、その先の学校生活を見据えて準備を進めていくことが大切なのかもしれません。