帰国子女中学受験の奮闘記

〜2025帰国子女中学受験備忘録〜

英検1級2次試験対策の準備

英検の2次試験まで約1か月ちょっと。

急いでプライベート対応をしてくれる英会話のところで面接対策をお願いしました。

 

とはいえ英会話でも英検面接対策で予約が結構埋まっているらしく(やはり皆一緒ですね)、都合のよい時間帯であまり空きがなかったのですが、なんとか5回は確保できました。

 

試験内容を見ると準1級とは全然違いました。これはちゃんと準備しないとダメそうな予感満載です。

当日の流れを確認するとこんな感じでした。

 

【面接の流れ】

①氏名の確認と面接委員との簡単な日常会話

簡単な自己紹介や日常会話のやりとり

②トピックカードを受け取りスピーチの準備(1分間)

③スピーチ(2分)

与えられた5つのトピックの中から1つ選びスピーチを行う

④Q&A(4分間)

スピーチの内容について面接官からの質問に応える。

⑤トピックカードを面接官に返し面接終了

 

評価方法は、スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さ、等をみるようです。準1級で評価項目にあった「態度」はありません。

 

過去のトピックカードを見ると、内容は筆記試験で出される記述の内容を口頭で行うような感じかなという印象。

時間は約10分。スピーチの準備時間は1分間。

1分しかありません。

秒に直すと60秒(当たり前ですが)。

それでいてトピックの内容がまたまた小学生には似つかわしくない内容を聞いてきます。

「1次試験で書けたんだから大丈夫でしょ」

というのが通常の見方かもしれませんが、ハッキリ言って普段からこんな思考をもって過ごしたり会話をする訳ではないので正直に言うと苦手です。題材が題材なだけに簡単ではありません。

書く時はそれなりに時間に余裕をもって考えながら書けるからいいけれど、喋るとなるとまた別の次元に感じる。Reasoningの思いつきのセンスが物を言うのでなんだかもう時間との闘いのようです。

 

2次試験の合格率は6割程度らしいので、落ちる可能性も十分にあり得るので想像すると恐ろしいですね。

 

とりあえず自分で答えやすいトピックを選んでやるしかないということで広範囲の視点から答えられる題材を選んで練習を繰り返しました。

 

難しいトピックとは言え、英検1級の記述や面接のトピックは実は落としどころがあり、慣れるとreasoningの使い回しができるのである意味助かります。ただ、そこに辿り着くまで道のりが長いですが。

 

子供はめちゃくちゃ苦戦していました。

筆記試験と面接だったら面接が一番嫌だと言っていました。

こんなかしこまったトピックについて語るなんて、嫌だというのが正直な気持ちよね。